ダレイ・ブリント
Daley Blind

元オランダ代表DFダニー・ブリントの息子。

元々中盤の底から正確な左足でゲームを作るタイプだったが、器用さを買われサイドバックやセンターバックなど様々なポジションで起用される様になった。課題だった相手選手との距離感や守備時のポジショニングなども年々安定感を増した。欠点はスピードがないこと。

1998年から所属したヤング・アヤックスではキャプテンを務め、2008年には「AFCアヤックス・タレント・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。オランダU-17～21代表経験あり。

08/09シーズン、2008年12月7日のフォレンダム戦でプロデビューを果たし、同12月19日にはアヤックスと2013年6月30日までの長期契約を結ぶが、翌09/10シーズン、マルティン・ヨル監督政権下のアヤックスでは出場機会を得られず、半年のローンでフローニンヘンへ移籍。ロン・ヤンス監督からは手薄な右サイドバックで起用された。

10/11シーズン以降は左サイドバックとしてスタメンに定着し、2013年2月、親善試合のイタリア戦でA代表デビューを果たしている。

2014/15シーズンに移籍したマンチェスター・ユナイテッドではファン・ハール監督は「(オランダ代表ではサイドバックで彼を起用したが)、私は守備的MFとして彼を評価している。もちろん、ほかにもセンターバックや左サイドバックとしてもプレーはできるがね。どのポジションであっても90分間走りきれるし、安定したパフォーマンスが見込める優秀な選手だ」と語っている。