ルイス・スアレス
Luis Alberto Suárez Díaz

精力的にスペースへ動いてボールを受け、ドリブルで仕掛けながらチャンスメーク、シュートを果敢に狙うストライカー。

若い時分から体の入れ方や球際の渋とさ、時間の使い方やシミュレーションといった狡猾なプレーはベテランの域に達しており、オランダ、イングランドではダイバーとして要注意人物と見られ、たびたび警告を受けていた。

当初はひ弱さを感じさせたフィジカルも次第にずんぐりと逞しくなったが、逆に運動量や体の反転力などの鋭さは影を潜めたかに思われた。ただ単に太りやすい体質なのだろうか、しっかり絞れて試合に出場すればやはり機敏な動きを披露する。

09/10シーズンはアヤックスのキャプテンとして開幕からゴールを量産し、得点王争いで首位を行く。彼の得点への依存度の高さから「FCスアレス」などとも呼ばれ、日本でも一部ファンからは「スアレス無双」と評された。

2011年10月、2012年2月とマンチェスター･ユナイテッドのパトリス・エヴラに対して2度の人種差別行為があった。1度目は8試合の出場停止、罰金（約）480万円になったにもかかわらず2月のゲームで握手を拒否し再び問題となった。同様の行為が2度あった場合、無期限の出場停止処分になると警告されている。

なお、ウルグアイ代表としても活躍しているが、2010年ワールドカップ南米予選のゴール第一号者でもある。
公式サイト　http://www.luissuarez.co.uk/en/home-en