セルヒオ・ロメロ
Sergio Germán Romero

2007年の南米ユースU-20ワールドカップ優勝のアルゼンチンU-20代表の守護神。北京オリンピックでは金メダルも獲得した。

大柄な割に勇敢な飛び出しで守備範囲が広く、機転の良さと精度の良いフィードキック、さらには足技にも自信あり。ただしクロスに対してはパンチングが主体で、ビッグセーブを連発できるタイプであるが、反面凡ミスも多い。

AZ移籍後に守護神としてエールディビジ優勝を果たし、11/12シーズンに加入したサンプドリアではチームのセリエA昇格に貢献。翌シーズンには、圧倒的な反射神経を活かしたスーパーセーブの数々でGK大国イタリアでも抜群の存在感を発揮。ガスタルデッロやパロンボらイタリア代表クラスのDFと強固なブロックを築き、サンプドリアを残留に導いている。

この活躍が認められビッグクラブの注目を集めるようになり、2013年夏にモナコへのステップアップを果たす。しかし、ここでは出場機会に恵まれず、2014W杯では正GKとして起用する声に疑問符があがった。

AZで培ったファンハールとの絆から2015/16シーズンはマンチェスター・ユナイテッドにまさかの移籍を果たし、開幕戦からゴールを守った。

兄ディエゴ・ロメロはバスケットボール選手。

2006/07；（後期）南米ユースで目覚ましい活躍もクラブではカンパニュオロの前に出番を得られなかったため、3月に来季よりAZ移籍を決定（145万ユーロ）。移籍は本人の希望、AZではファンハールが高く評価していたという。