シェイク・ティオテ
Cheik Ismael Tioté

2010年南アフリカW杯23人のメンバーにも選出され、全3試合に先発フル出場を果たした、コートジボワール代表MF。

MF登録だがセンターバックにも起用される守備的なボランチで、サイドでもプレー可能。トゥウェンテ時代にはセンターバックでも使われた。

身体能力を活かしたハードな守備が持ち味とし、警告は多いもののフィルターとして大きな力を見せるほか、たまにするすると上がって行きミドルシュートを放つ。アフリカ人にしては地味な存在だが、逆に貴重とも言える。

少年時代は裸足でストリートサッカーに明け暮れていたが、12歳の時にビボの下部組織に入団。その後、アンデルレヒトにスカウトされ、05/06シーズンにプロデビュー。2007-08シーズンはローダにローン移籍しオランダリーグでプレー。2008-09シーズンからはトゥウェンテに移籍しそこで頭角を現した。

その後はイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドに移り、英国でもコンスタントに活躍。コートジボワール代表でも長く中心選手として中盤に君臨した。

なお敬虔なイスラム教徒であることでも知られ、多重婚をしている。2014年には愛人に黙って新しい妻を迎えたことで訴えを起こされている。

2017年6月5日の練習で心臓発作を起こし、病院に運ばれたものの脂肪が確認された。享年30歳。