大黒 将志
Masashi Oguro

ガンバ大阪のジュニアチームからの生え抜き（二川と同期）。父親はボクシングをやっていたという。

プロとなってからしばらくは中盤でプレーすることが多かったが、札幌へのレンタル移籍から復帰した2002年にFWでのプレーを直訴。本来のポジションで徐々に頭角を現し、2004年には得点ランク2位の20ゴールをあげた。

2005年にはアラウージョとの2トップでリーグを席巻し、ガンバ大阪のJ1初優勝に大きく貢献。代表でもW杯予選の北朝鮮戦（H）でロスタイムに決勝点を決め、一躍スター選手の仲間入りを果たした。

2006年1月にグルノーブル（当時仏2部）へ移籍。以降3シーズン半を海外で過ごしたが満足のいく結果は残せず、2008年6月、ポルトへ移籍したフッキの代役という形で東京Vへ加入。その後はFC東京、横浜F・マリノスとチームを渡る。

2013年には札幌時代の恩師でもある岡田武史氏が監督に就任した中国の広州緑城へ。次年度には横浜との契約満了に従って完全移籍したが、後に京都サンガF.C.と契約し帰国している。

なお、Jリーグどころか日本屈指の点取り屋として名を馳せた選手であるが、得点王になったのは2014年のJ2が初めてである。