アンドレア・ラッジ
Andrea Raggi

エンポリ・プリマヴェーラ出身でU-21イタリア代表経験を持つディフェンダー。フィジカルの強さを活かした対人守備が持ち味だが、気性の激しさから、しばしばラフプレーに走るのが玉に瑕。

2003-04シーズンにセリエC2のカッラレーゼにレンタルされ、翌シーズンにエンポリへ復帰しトップチームデビューを果たす。当初はセンターバックとしてプレーしていたが、右サイドバックへコンバートされてから才能が開花。2007-08シーズン頃には、ユヴェントスを始めとする複数のビッグクラブから注目を集める存在に成長した。

そんな中2008-09シーズン、ビッグクラブではなくパレルモへの移籍を選択。しかしここでは満足出来るような出場機会を得ることが出来ず、冬のメルカートで同じプロヴィンチャのサンプドリアへレンタル加入した。

翌シーズンはボローニャ、2010-11シーズンはバーリで主力として活躍。エンポリ時代のようなフレッシュな輝きは失ったが、経験を積んだことにより安定感の増したプレーを見せている。

その後は初めての国外移籍を選択し、2012年にフランス2部のモナコへと移籍。最終ラインの中心的存在となり、チームの1部昇格に貢献した。