ハビエル・サビオラ
Javier Pedro Saviola

アルゼンチン代表で、「コネホ（うさぎ）」の愛称で知られる小柄なストライカー。

ダレッサンドロ、コロッチーニ、マキシ･ロドリゲス、ブルディッソらと同じく2001年ワールドユース優勝メンバーのひとり。高額の移籍金でバルセロナが獲得し、リヴァウド、クライファートと共にトリデンテを形成した。01/02シーズンはバルセロナで17得点を挙げる活躍を見せながら翌年はチームの不調に合わせる形でスランプに陥り、ビエルサの構想から外れ代表には呼ばれなくなってしまう。しかし、ペケルマン監督の就任と共に代表に復帰すると再び出番を与えられ、存分に持ち味の鋭いドリブルと飛び出しをみせつけた。

ペナルティエリア内で大きな力を発揮し、ドリブルで持ち込んでのシュートやワンタッチゴールなど、そのバリエーションは中々多い。特に裏を狙う動きに優れており、キーパーとディフェンスの間には必ずコネホがいる。

2013年7月、マラガからオリンピアコスへ移籍。オリンピアコスでは主にセカンド・ストライカーとしプレーし、ゲームの組み立て役に回ることもしばしば。

2015年夏には彼のサッカーキャリアの原点でもある母国アルゼンチンのリーベル・プレートへ帰還。多くのファンやメディアが元代表のアイドルを温かく迎えた。