フレディ・グアリン
Fredy Alejandro Guarín Vásquez

コロンビア代表MF。U-20代表として2003、2005年の2度のワールドユースに参加し、2005年のゴールドカップではフル代表にも選ばれた。

並外れた強靭な肉体とアスリート並みの身体能力で、迫力（パワフル）ある突破を見せたかと思えば、力強くボールを奪い、攻守両面においてその存在感を発揮。ミドルシュートも強烈なものを持つと、才能には非常に恵まれた選手。ただその反面、雑さと粗さが一向に抜ける気配がなく、移籍したどのチームでもレギュラーを得られていなかった。

しかし、ポルトでの10/11シーズンの終盤、突如何かに憑かれたかのようにブレイク。圧倒的な才能を見せつけてベルスキをベンチに追いやり、得点を瞬く間に量産、EL優勝にも貢献し、そして何かが抜けたかのようにつかの間の確変が終了。彼らしい一瞬の輝きであった。

2012年1月にインテルへ移籍。加入当初は足首の負傷により出遅れたが、デビュー後は圧倒的なフィジカルと運動量ですぐさまレギュラーポジションを奪取。そして中盤のキーマンとして君臨。しかしパフォーマンスにムラがあり継続性に欠ける部分が見られた。持ち前のシュート力を活かして近距離のFKも担当することも。