アルトゥル・ボルツ
Artur Boruc

ポーランド代表の守護神として2006年W杯、EURO2008に参加したゴールキーパー。

母国リーグのレギア・ワルシャワなどでプレーした後、05/06シーズンにセルティックへ移籍すると、その高いセービング能力と安定感から一躍チームの守護神へと成長。06/07シーズンにはチャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦でPKを止め勝利に貢献するなど、チームに欠かせない戦力となった。しかしその反面、不甲斐ないチームメイトを批判(ハートソンに対して「私が出会った中で最も怠惰なプレイヤー」)するなどピッチ外では災いを呼ぶこともあった。

10/11シーズンにはフィオレンティーナへの移籍を決断。セバスティアン・フレイが君臨する同チームへの移籍に疑問を唱える声もあったが、2010年11月2日の練習中にフレイが膝の前十字靭帯を損傷し、およそ5カ月の離脱が決定。急遽ボルツに出番が回って来た。

12/13シーズンは浪人の末、秋にサウサンプトンへ入団。10月のトッテナム戦でデビューするも、2失点目を喫した際に、背後のトッテナム・サポーターに対し暴言を吐き、水の入ったボトルを投げつけたことが問題視された。