アラン・マグレガー
Allan James McGregor

レンジャーズ下部組織出身、レンジャーズで10年以上に在籍し酸いも甘いも経験しチームNo.1の在籍期間を誇るゴールキーパー。

ややパンチングに逃げがちな傾向が指摘されることもあるが、守備範囲が広さ、反射神経も良さ、そして、英国系GKには珍しいディストリビューション能力も備えるように実力の高さに疑いの余地はない。

1998年に下部組織入りし、若くして期待されたがいきなりの大怪我を追い復帰してリザーブチームでレギュラーを獲得しプロデビュー後にもセント・ジョンストン、ダンファームリンとレンタルを経験。06/07シーズンには、契約更新が進まず移籍先も探したが、結局レンジャーズに残留。クロス、レティジが怪我をすると第一GKへ抜擢され見事期待に応え、その後もレンジャーズの正GKに君臨し2007年にはA代表デビューを飾った。

上述の通り、その能力の高さは評価すべきレベルにあるが、11/12シーズンに行われたオールドファームダービーにおいて、エル・カドゥーリーの何でもないミドルシュートの処理を誤ってゴールを献上したこともあるように、時折大きなミスをしでかすため、一部のサポーターの中には疑い目で見る者も。