セレイ・ディエ
Sereso (Serey) Geoffroy Gonzaroua Die

コートジボワールの国内リーグを経てアルジェリアなどでプレー。

2008年にスイスへ渡りシオンで100試合以上に出場し、2013年にバーゼルへ移籍、ようやく注目を浴びた。同年3月のガンビア戦でコートジボワール代表デビュー、28歳でのデビューとアフリカの選手には珍しい遅咲きである。

アンカーの位置でプレーし、特に守備面で目立つシーンが多いが、ボールスキルも悪くなく、モモ・シソコのようなタイプのMF。クルソーレとしてもプレー可能で運動量があるため広範囲に顔を出せる。

2012年のシオン時代にローザンヌ・スポルト戦で負けた後にボールボーイを平手打ちしたために8試合の出場停止になったことがある。

モヒカン風の髪型で中央のみ白金にしている。これは同代表FWラシナ・トラオレと同じ髪型である。

2014年ワールドカップではグループステージ第2節のコロンビア戦開始前、国歌斉唱時に号泣したことで話題になった。

さらにその場面を英国メディアDaily Mailの記者が『彼は2時間前に父の訃報を聞いていたからだ』とツイートしたことから世界中でさらなる話題に。

そして試合後、この話を聞いたセレイ・ディエ本人が自身のInstagramに『それは間違いだ。僕の父はそもそも2004年に死んでいる』と投稿。一日に三度も世界中の話題を攫うことになった。