ユライ・クツカ
Juraj Kucka

U-21代表を経て2008年11月のリヒテンシュタイン戦でA代表デビューしたパワフルなMF。

本職はセントラルMFだが、FWや攻撃的なMFでもプレーする。といってもあくまでも基本は攻守に動く選手で、MFプレー時は攻撃面はたまに見せるスルーパスや懐の深いキープぐらいでフィジカルをいかした空中戦やプレスで頑張る印象がある。

体格の大きさからどたばた印象があるが、技術は確かにあり、スピードはあまりない。FWでは足、頭双方で期待ができる。良く成長すれば稲本の様な選手になれるのではないかと感じる。

代表では南アフリカW杯以降に存在感を発揮。スピードは無いながらも滑らかにボールを運ぶほか、重さのあるシュートで多少遠めからでもゴールを狙う。

キャリアを重ねるごとに、トレクアルティスタや3トップの一角といった攻撃的なポジションで起用される機会が増え、パワフルなアタッカーとしての才能を見せる。