マリオ・マンジュキッチ
Mario Mandžukić

躍動感のあるプレーとアグレッシブさが人目を引く、クロアチア代表アタッカー。クロアチア時代には3年連続で2桁得点2桁アシストを記録するなど、国内での存在感は突出していた。

ムラっ気はあるが、難しい状況でもドリブルを繰り出し、鋭いシュートで打開することも可能。また積極的な守備も特徴的で、しばしばイエローカードをもらうこともあるが、献身的な姿勢でもチームを助ける。

4-2-3-1システムでは、サイドを主戦場とするように、元々は純正のストライカーというよりはセカンドストライカータイプ。2007年に初選出されたクロアチア代表でも主にチャンスメイカーの役目を担い、10/11シーズンに加入したヴォルフスブルクでもサイドが主戦場。また、クロアチア代表ではセントラルミッドフィルダーとして起用されたこともある。

かつては決定力が低く、難しいシュートをいとも簡単にゴールに結び付ける一方で、アマチュアでも決められるようなシュートチャンスを逸脱するという決定力の低さが目についていた。しかし、2012年の欧州選手権で3得点を奪う活躍ぶりを見せバイエルン・ミュンヘンへと移籍してからはその課題も修正されつつある。

愛称は「マンジョ(Mandžo)」や「マンジャ(Mandža)」や「スーパーマリオ(Super Mario)」。