ジャメル・メスバー
Djamel Eddine Mesbah

アルジェリア生まれのフランス育ち。左サイドを得意としているが、ボランチでのプレーも可能なMF。

アルシー・ル・ヴューというジュニアチームに所属していたところをセルヴェッテにスカウトされ、若くしてスイスに渡った。プロデビューした年に3ゴールを挙げる活躍を見せバーゼルに引き抜かれるも、トップレベルのチームではレギュラーに定着できず。結局フランスのロリアンへと貸し出されるも出番はなく、バーゼル復帰後に放出された。以降アーラウやルツェルンなど中堅クラブでプレーしていたが2008年夏に渡伊。

イタリア移籍後の08/09シーズンはセリエBのアヴェッリーノで27試合2ゴール。翌09/10シーズンは同じくセリエBのレッチェへ移籍し、36試合3ゴールでチームのセリエA昇格に大きく貢献した。10/11シーズンに入ると、中盤ワイドから3TOPのウイング、さらには左サイドバックまで複数のポジションでプレーし重宝された。

2010年にアルジェリアから代表への招集を受けそれを快諾。2010年W杯ではレギュラーではなかったものの、イングランド戦の終盤に途中出場を果たして引き分けに貢献している。

その後アルジェリア代表チームではキャプテンを務めることも多くなり、中心選手に成長。主に左サイドバックとしてプレーし攻守の要となり、2014年ワールドカップ本大会出場を成し遂げている。