ピーター・ウタカ
Peter Utaka

ジョン・ウタカの実兄で、自身もナイジェリア代表歴を持つストライカー。

圧倒的な身体能力でゴールを量産する“エリア内の仕事人”。ウタカ兄弟基準では強靭なフィジカルやスピード面で弟に遅れを取るものの、GKとの1対1、PK時に見せる冷静さなどで兄らしい経験値をのぞかせる。

07/08シーズン、アントワープでゴールを量産し、2部得点王とMVPを受賞。翌シーズン、鳴り物入りでオーデンセへ加入すると、その愛嬌あふれる人柄と確かな実力で一年も経たずにOBサポーターのアイドルとなった。

ウタカが加入した08/09シーズンからチームは3年連続のリーグ2位。自身も09/10シーズンにデンマーク1部の得点王に輝いている。

2012年1月、中国1部の大連阿爾濱へ移籍。1年目から得点ランキング2位の20ゴールを決め、翌2013年の7月には、国内クラブ間では史上最高額の移籍金で北京国安に加入。すぐさま評価に違わぬ活躍を見せたが、翌2014シーズンは不調に陥り、7月にローン移籍した上海申鑫でも本来の力を発揮することができなかった。

2015年2月、清水エスパルスへ完全移籍。下位に沈むチームにおいて、能力任せではないクレバーさを見せながら攻撃の中心選手となっている。