デヤン・ヤコヴィッチ
Dejan Jaković

恵まれた体格に強さと柔らかさを兼ね備えたカナダ代表DF。2008年1月のA代表デビュー以降、割とコンスタントに招集されている。

大学時代の登録はMF/FW。主に攻撃的MFとしてプレーしていたこともあり足裏の使い方などボールテクニックに光るものがある。守備者としては、188cm/82kgという身体が最大の武器。特に守備が上手いということはなく空中戦もあまり得意ではない。

旧ユーゴスラビア時代のクロアチアでセルビア系住民として生まれ、5歳のときに紛争を逃れるためカナダのトロントへ移住。アラバマ大学バーミングハム校卒業後の2008年、故郷セルビアの名門ツルヴェナ・ズヴェズダでプロとなり、翌2009年から加入したMLSのDCユナイテッドではDFの中心選手として活躍した。

2014年、清水エスパルスへ完全移籍。当初はチームおよび日本サッカーへの順応のため右サイドバックで起用されることが多かったが、後半戦は主に本職のセンターバックとして出場した。