ゴンサロ・ベルヘシオ
Gonzalo Rubén Bergessio

特に何かが優れているわけではないが、色々な仕事でチームに貢献できるオールラウンドストライカー。

高さはないものの安定したポストワークやボールキープ力に長け、スペースに飛び出すことも可能。また、クロスに点で合わせるプレーも上手い。そういう意味ではクレスポやイグアインの流れの中にある、アルゼンチンらしいストライカーと言える。

2011年から所属したカターニアでは、アルゼンチン人選手が多数在籍するメンバー構成の中、前線の柱として献身的かつアグレッシブなプレーでチームを牽引。12/13シーズンにはセリエAで13ゴールをマークし、得点力の高さを証明。イタリアではパワフルなプレースタイルをも身に着けた。

13/14シーズン第10節の対ユヴェントス戦で相手DFキエッリーニの激しいチャージを受け左腓骨の複雑骨折の重傷を負ってしまう。その後キエッリーニがTwitter上で謝罪をすると、ベルヘシオも自身のTwitterで「謝罪を受け入れる」と返信した。ただ、傷も癒えて迎えた第29節のユヴェントス戦では、前回対戦時のこともあって熱くなっていたベルヘシオはキエッリーニの狡猾なプレーによって警告を受け、退場してしまっている。