オスカル
Óscar dos Santos Emboaba Júnior

サンパウロ・ユースが生んだ「ネクスト・カカー」。サン・パウロでは出場機会に恵まれなかったが、インテルナシオナウでレギュラーをつかみ2012年夏にチェルシーへ引き抜かれた。

ブラジル代表経験があり、U-23時代にはロンドン五輪で10番を背負い銀メダルに輝いている。

カカーと比較されるだけあり、非常に頭がよく効率性を考えて判断ができる現代サッカーの申し子と呼べる選手。スピード感溢れるドリブル、巧みなボールコントロール、思い切りの良いシュートが非常に魅力的だが、運動量も豊富でハードワークを厭わない献身性もあり。

2010年度U-20ブラジル代表で、U-20南米選手権ではインサイドハーフとしてもプレーした。また、同年のU-20W杯は全試合に先発出場し、コウチーニョとともに攻撃を牽引。決勝でハットトリックを記録し、ブラジルを優勝へ導いた。特に決勝点となった3点目は歴史に残るスーパーゴールであった。

妻のルドミラ(Ludmila)は幼馴染で日系人でもある。ロンドンではチェルシー時代の同僚MFフアン・マタ（スペイン代表）とフラムのMFカラグーニス（ギリシャ代表）とはご近所さんだった。