サンドロ
Sandro Ranieri Guimarães Cordeiro

抜群の危機察知能力とフィジカルの強さを活かした対人戦でボールを奪い、味方に攻撃機会を与えるダイナミックなボランチ。

ブラジル時代は「少ないタッチで淡々とボールを散らす守備的MF」というイメージだったが、トッテナム移籍後には、フィジカル勝負に強さ、危機察知の早さはそのままに攻撃能力も進化。パスを引き出してキープし、捌くだけではなく、抜群のタイミングで攻め上がり、前線に厚みをもたすプレーも年々増やしている。

インテルナシオナウの下部組織出身で、U-20代表としては2009年の南米ユース選手権でキャプテンを務めて優勝。2008年にインテルナシオナウのトップチームでデビューを飾った。2010年3月にトッテナム移籍が決定、インテルナシオナウがリベルタドーレス杯に負ければ加入という条件だったが同クラブが2010年リベルタドーレス杯を優勝してしまったためにトッテナムでお披露目会見を開いたのはシーズン開幕後の8月25日にまで遅れてしまった。そのため、シーズン当初は出場機会が少なかったが徐々に本領を発揮、後半戦にはレギュラーへ定着。セレソンにもコンスタントに招集されるようになった。