オビナ
Manuel de Brito Filho (Obina)

ヴィトーリアに所属していた2004年に全国選手権で19ゴールを記録したFW。

あまり器用ではなく戦術的に重宝し難いが、強靭なフィジカルと並外れた身体能力を誇る馬力に優れたストライカーである。シュートに運ぶ一連の動きから決定力のレベルも高く、チーム状態如何にかかわらず独力でゴールを奪える選手だ。

ヴィトーリアでの活躍により2005年に名門フラメンゴへ引き抜かれ、以降、2006年に11ゴール、2009年にパウメイラス、2010年にアトレチコ・ミネイロで12ゴール、2011年には中国の山東魯能泰山で10ゴールを記録している。

フラメンゴで活躍した際にはサポーターから「（カメルーンの）エトーより優れている」というチャントで賞賛され、このフレーズは彼の代名詞ともなった。

2014年は2部のアメリカ・ミネイロでプレーし13得点をマーク。その活躍が評価され、2015年にJ1初昇格を果たした松本山雅へドリーヴァと共に加入した。登録名は「オビナ」。