フランチェスコ・トッティ
Francesco Totti

ロマニスタから愛される、“唯一無二のプリンチペ”。

16歳で少年時代から愛するローマでデビューすると、瞬く間にチームのアイドルとなり、ジュゼッペ・ジャンニーニの後継者としてロマニスタからの期待を一身に受けたが、そのプレイスタイルはジャンニーニと一線を画していた。

存在感だけでチームをまとめるそのオーラに高度なサッカーセンスとテクニックははもちろんのこと、先人にはなかったマーカーをはじき返す頑強な肉体をも備え、コンディションさえ万全の状態であれば、これと言った弱点が見当たらないまさにパーフェクトなアタッカーと言える。相手を小ばかにした様な王様的なプレーも得意でループシュートは特に十八番としている。

06W杯を最後に、持病である腰のことも考え、代表から引退し、クラブに専念。10W杯前には衝撃的な代表復活説も囁かれたが、自身のコンディション不良もあり、結局、そのままアズーリからは退いた。

ちなみに、毎年のように二桁得点を叩き出し、ストライカーとしての一面も見せるが、予てから「最も得意とするポジションは2トップの後ろ」と公言しているように、トレクアルティスタを生業とする。

公式web：http://www.francescototti.com/