ドウグラス
Dyanfres Douglas Chagas Matos

2010年にJ2・徳島ヴォルティスへ加入した左利きのブラジル人ストライカー。2010年の日本での登録名は「ドゥグラス」、2011年から「ドウグラス」。

加入した際には「スピードを活かしたドリブルシュート、ポストプレーもこなし、更には高い打点のヘディングシュートも兼ね備えた期待のFW」と紹介された。

徳島の紹介通り縦のスピード、空中戦の強さはなかなかのもので、足元でのキープ力も水準以上のものがある。しかし長身だが体型はやや細身でJ2のなかでもあまり力強い選手ではなく、横の動作には鋭さがない。いわゆる身体能力をベースに素材として良くてもそれ以外がからっきしと言うタイプで結局、徳島では時折複数ゴールを記録し爆発力を見せるものの、年間を通してコンスタントな働きができなかった。

2014年夏にレンタル移籍した京都では、川勝監督の下で右サイド起用されることもあり、5ゴールは決めたが本領発揮とは行かずに終わった。

そんななかで2015年にサンフレッチェ広島への移籍が発表され、周囲を驚かせた。同年に浦和へ移籍した石原直樹の後釜としての加入であり、それを補って余りある活躍を見せた。広島では攻撃的MFとしてミドルシュートや空中戦を中心に得点面で力を発揮している。