マルコ・モッタ
Marco Motta

アタランタ・プリマヴェーラ出身のユーティリティプレーヤー。

U-18イタリア代表時代の恩師、パオロ・ベッレッティーニ監督が、「将来必ず大物になる逸材」とコメントするなど、ユース年代からその才能は高く評価され、2007年U-21欧州選手権、2008年北京五輪に参加。2009年U-21欧州選手権ではキャプテンを務めた。

攻守両面で貢献できるだけの運動量と技術を持ち、トータルバランスに優れる。加えて、本職であるサイドバックに始まり、ストッパー、ウイングバック、サイドハーフ、センターハーフと様々なポジションをこなせるだけの器用さも兼備する。

一時期は器用であるが故にポジションが固定されずバックアッパーに回ることも多かったが、ローマ、ユヴェントス時代に右サイドバックで固定されるようになってから本格的に成長を見せ始めた。ただし、ポテンシャルは高いが、メンタル面でムラがあり、軽率なプレーがしばしば見られるため、その弱点を克服したいところ。