アーダーム・ボグダーン
Ádám Bogdán

将来ハンガリーのゴールマウスを担うと期待される、赤毛のGK。

ハンガリーの伝統なのか、G.キラーイ、G.バボシュと同じように長いトレパンを愛用する。U-21ハンガリー代表では7試合に出場した。2008年10月のマルタ戦でハンガリーA代表初招集を受けるも、初出場は2011年6月のルクセンブルク戦と3年近く出場を待たされた。

2007年に地元のヴァシャシュ・ブダペシュトからボルトン・ワンダラーズへ移籍。10/11シーズン、出場停止のJ.ヤースケライネンに代わり、8月のアーセナル戦でプレミアデビュー。果敢な飛び出しでピンチを防ぐなど、好プレーを見せた。ボルトンのGKの好みだからなのか高身長だが、高さというよりはシュートへの反応に優れ、低いボールも苦にせずボールをとにかく掻き出す選手だ。

2015年夏、フリーでリヴァプールへと移籍。ロジャーズ監督は「アーダームはボルトンでとてもよかった。イングランドフットボールにおけるいい経験を持っている。優秀なGKだ」と期待を語った。ボグダーンは自らのプレースタイルについて、「飛び出すことや、エリアを離れるのを好む」と述べている。

ちなみに、リヴァプールからの関心を初めて知った際には嬉しさのあまり、2日間寝られなかったと話している。さすがにジョークだろうか。