マイケル・エシエン
Michael Kojo Essien

人間かどうか疑わしくなるほどの走力とフィジカルを誇るガーナの星。読みの良さ、ボールテクニックも兼ね備え、攻撃面でも力を発揮する。チェルシーではゴール前への飛び出しやミドルシュートで何度もチームの危機を救っている。

1999年のFIFA U-17世界選手権で注目を浴び、バスティアへ移籍。ハードタックラーとして名をあげ、2003年に加入したリヨンでもリーグ2連覇に貢献した。

2005年夏、アフリカ人選手の最高記録となる2440万ポンドでチェルシーに移籍。早速ランパード、マケレレとリーグ最強の中盤を形成しチームの優勝に貢献。翌シーズンは怪我人が続出する中でCB、右SB、ウィングとあらゆるポジションに対応し、チーム最優秀選手に選ばれた。2005年からFIFAワールド・プレイヤー・オヴ・ザ・イヤーに3年連続でノミネートされており、世界屈指のMFと評価された。

ウィングで起用されることもあるが、細かい技巧はないため突破力はいま一つ。滅多に入らないミドルシュートは、1年に1度スーパーゴールを生む。

2008年のリビア戦で前十字靭帯を断裂して以降は、キャリアは怪我との戦いとなった。出場機会が減少し、12/13シーズンはかつての恩師であるモウリーニョが率いていたレアル・マドリーにレンタル移籍するもレギュラーポジションを獲得できず。2014年にはACミランへと活躍の場を移すも、全盛期の力を発揮できなかった。

公式サイト：　http://www.michaelessiengh.com/