ロレンツォ・デ・シルヴェストリ
Lorenzo De Silvestri

ラツィオの下部組織出身。恵まれた体格と非凡な運動能力を持ち、2005年のU-17世界選手権でイタリア代表のキャプテンを務めていた頃からビッグクラブがこぞって獲得に乗り出していた逸材で、その他にも2008年のトゥーロン国際大会、同じく2008年の北京五輪にも参加した。プライベートでは大学に籍を置くインテリ・ジョカトーレでもある。

中盤より後ろならどこでもできるユーティリティ性の高さが売りだが、守備時のポジショニングなど課題も多く、かつては守備の負担が少ない中盤のサイドで起用されることも多かった。そうしたこともあり、ラツィオではスイス代表のリヒトシュタイナーからついにポジションを奪えず。2009年夏に移籍を志願しフィオレンティーナへ加入した。

フィオレンティーナではジャンルーカ・コモットとの熾烈なポジション争いに身を置きながら成長を続け、2010年9月7日に行われたEURO2012予選のフェロー諸島戦でアッズーリデビューを果たした。