クリス・スモーリング
Christopher (Chris) Lloyd Smalling

イングランドU-20、U-21代表経験を持ち、2010年11月17日にはA代表にも招集された。

速さ、高さを兼ね備えたDFで、単純な放り込みへの対処だけでなく、インターセプトもハイレベル。また、速いパスでＤＦラインから積極的にFWへのクサビを入れようとする動きが目立ち、まだ組み立てのセンス、技術は高くないが、イングランド人としては貴重な人材。

その冷静な守備から、ダニー・マーフィーは“素早いサミー・ヒューピア”と高く評価している。また、マンUのファーガソン監督を筆頭に“リオ・ファーディナンド二世”と評価する向きもある。

学校に通いながらイングランドの7部にあたるイスミアン・リーグでプレーしていたところをフルアムに引き抜かれ、瞬く間にプレミアリーグで注目される存在となると、2010年1月にはマンチェスター・ユナイテッドに移籍金（約14億円）で加入した。