アルバロ・アルベロア
Álvaro Arbeloa Coca

派手さはないが与えられたタスクを着実にこなす、堅実派サイドバック。2008年にはスペイン代表デビューも飾りEUROにも出場、2010年W杯代表メンバー。

サラゴサの下部組織を経て、レアル・マドリーの下部組織へ移籍、01/02シーズンにトップチームデビューを果たす。その後はリヴァプールに所属するが、09/10シーズンに再びマドリーに戻った。

デビュー当時、ピッチ外での30m走はオーウェン、ロナウドに迫るチーム3位だったという俊足で、一瞬の出足よりも伸びやかなスピードが特長で、さらに、DFラインであればどこでもこなし、マドリーデビュー当時にはボランチまでこなした利便性と安定感、1vs1の強さを持つ。地味な選手だったが、現場からの評価は高く、リバプール移籍後も右サイドバックに定着。的確なタイミングのオーバーラップと切り替えの速さを見せた。