エステバン・ベレス
Juan Estiven Vélez Upegui

元コロンビア代表戦士。アトレチコ・ナシオナルの下部組織出身だが、2004年に20歳を過ぎてからキンディオでトップチーム・デビューを果たす少し遅咲きの選手である。

全盛期は左サイドバックを本職として、抜群の走力と突進力、対人戦の強さを活かしたプレーを武器にコロンビア代表にも名を連ねた。特に、2010南米予選で抜擢、高地のボゴタで驚異的なオーバーラップ（17回）見せた。

晩年はボランチを主戦場に変更。相手の出方を読んだ巧みなポジショニングと正確なパスワークで中盤の心臓部を担う。

2013シーズンにはヴィッセル神戸は移籍。開幕戦からスタメンに名を連ねると、即座にその期待に応えるパフォーマンスを披露。橋本英郎とコンビネーション抜群のボランチユニットを形成した。

日本での登録名は「エステバン」で、この名前は愛称であるという説もある。コロンビア時代は「ステバン(Stieven)・ベレス」で登録されていた。