ステーファノ・マウリ
Stefano Mauri

独特なスタイルを持つ左利きのMF。

03/04シーズンにブレッシャでバッジョとプレーした経験を生かし、2005年に加入したラツィオではトップ下としてブレイク。攻撃センスに恵まれ、ミスを恐れない意外性に富んだパスやシュートのほか、2列目から飛び出しも効果的。「スタミナには自信がある」という本人の言葉通り、90分を通して安定したパフォーマンスを発揮できる。

2004年11月のフィランド戦で代表デビュー。中盤の位置ならどこでもこなせるため、所属のウディネーゼ（当時）では控えでも代表には招集されていた。

2010年、チェーザレ・プランデッリ監督の下で3年ぶりにアッズーリへ復帰。この頃にはラツィオでも副キャプテンを務めるなど、再びサッカー人生が上昇カーブを描き始めたと思われた矢先の2012年5月28日未明、八百長への関与疑惑で逮捕された。

しばらくしてイタリアサッカー連盟からは9カ月間の出場停止処分を受けたが、スポーツ仲裁裁判所がこれを無効とし6カ月に軽減する判決を下している。2014年2月に復帰。

ラツィオでの背番号は、05～09年が11番、09/10シーズンが5番、10/11シーズン以降が6番。ちなみに6番はブレシア時代と同じ背番号。

音楽の趣味はHR・HM系であるという。