マーティン・ケリー
Martin Ronald Kelly

リヴァプール・アカデミー育ちの長身DF。

身長の割りにまだフィジカルの強さはそこまでないが、スピード勝負にも負けず、守備では粘り強いマークを披露。攻撃面では、クロス精度にはバラつきがあるものの球に力はあり、時には鋭いボールを蹴ることも。また、トランジションの素早さも魅力。

ユース時代に背中の怪我でほぼ2年間を棒に振ったものの、怪我を乗り越え2009年8月のCLでトップデビューを果たした。

アイルランド系の選手であるが10/11シーズンはイングランドU-21代表に招集され、ウズベキスタン戦でいきなりゴールを記録。当シーズンは、リヴァプールでもスタメンで起用（主に右サイドバック）されるなど飛躍のシーズンに。11/12シーズン終了後にはイングランドA代表にも初招集を受け、怪我人が続出したためにEURO2012本大会メンバーにも追加招集された。

なお、元々はセンターバックで両サイドバックをこなす守備のユーティリティープレイヤーということから「ジェイミー・キャラガーの後継」と呼ばれている。