グレン・ジョンソン
Glen McLeod Cooper Johnson

ギャリー・ネヴィルの後継者としてイングランドの右サイドを担うディフェンダー。

瞬発力と両足のバネを活かしたダイナミックなプレーを見せる。

育成の名門ウェストハムで育ちランパード、ジョー・コールに続き2003年にウェストハムからチェルシーに引き抜かれたが、身体能力任せのプレーで拙い技術を露呈。モウリーニョからは信頼を得られず、ポーツマスに放出された。

しかしここで右サイドバックのレギュラーポジションを与えられ、成長。とくに、目も当てられないほどだったクロスの精度は大幅に向上した。08/09シーズンの活躍でリーグ最高の右サイドバックと評する声も多く、イングランド代表でもカペッロの信頼を得て出場機会を増やし2010W杯、EURO2012でレギュラーを務めた。

チェルシー放出後は、課題とされた裏をとられやすく穴になりがちだった守備や繋ぎの雑さも改善されている。一方で、攻撃面を生かすためにウィングバックやサイドハーフとしても使われている。

2007年１月にB&Q（大型日曜大工用具店）にて便座を万引きしたとして逮捕され80ポンドの罰金を科されたことがある。本人は誤解があったが法廷ざたにしたくなかったのでお金を払ったという。（詳しくはhttp://gerrard.blog.shinobi.jp/Entry/2761/で）