ジェームズ・ミルナー
James Philip Milner

リーズ時代の2002年、16歳と309日という最年少ゴール記録（当時）を打ち立てて注目されたウィンガー。

リーズの降格後はニューカッスルに移籍し、ここでも守備に貢献できるハードワーカーとして、サポーターからの指示を得ていた。

しかし、徐々にウィンガーとしては突破力に欠けることが明らかになり、伸び悩んでしまう。イングランドのユース代表では常に中心選手だっただけに、挫折と言えるほどの障害ではなかったかもしれない。しかし、U-21代表に6年間もとどまり続けたのは、裏返せばA代表に選ばれる力がなかったとも言えよう。

転機は09/10シーズン。アストン・ヴィラでセンターハーフとして起用されると、持前の走力と体の強さ、俊敏さを活かして大活躍を見せた。この活躍でPFAベストイレブンと最優秀若手選手賞に選ばれ、シーズン後にはS.アイルランド＋800万ポンドという破格の条件でマンチェスター・シティに引き抜かれた。

イングランド代表にも2009年のデビュー以来定着。南アフリカW杯にも出場した。

ちなみに、幼いころからサッカーやクリケットに卓越した才能を示していたらしい。