カーティス・デイヴィス
Curtis Eugene Davies

WBA時代の05/06シーズン、前年所属していた3部リーグから、1年でアーセナルのターゲットになるまで名を上げたセンターバック。いわゆる肉体型の選手で高さ、強さ、スピードがあり、平面の1vs1に強い。一方でパスや足元のテクニックは雑で、ラインコントロールにも改善の余地を残す。

06/07シーズンはWBA史上2番目の若さでキャプテンに。2部のPFAベストイレブンに選ばれたが、翌シーズンにはヴィラにレンタル移籍した。08/09シーズン、ヴィラに正式加入。移籍金は900万ポンド前後と見られ、期待の高さを表していた。

しかし高額な移籍金にもかかわらず、ヴィラでは満足に出場機会を得られなかった。アキレス腱に負った大怪我の影響もあったが、デイヴィス本人はオニール監督からフェアにチャンスをもらっていないと主張した。

2007年、ファビオ・カペッロ監督の就任後初の代表選でA代表に選出されたが、出場はしなかった。