クリス・ウッド
Christopher (Chris) Grant Wood

ニュージーランドU-17～A代表の経験を持つオールドスタイルのFW。2008年夏にWBAアカデミーに加入すると、いきなりポーツマス戦でトップデビューを果たした。とにかくデカイが、鈍いだけで足は遅くない。体格を活かした突進は威力がある。

ニュージーランド代表へは17歳でデビュー、2009年のコンフェデ、2010W杯、ロンドン五輪に出場。南アフリカW杯ではNZ代表に選出され、イタリア戦ではF.カンナヴァーロを翻弄した。

ロンドン五輪前の壮行試合では日本と対戦、日本を苦しめたが、その際にニュージーランドの選手はろくにクラブで出場できていないとしてWBAのシーズン出場分数がインターネット上で話題となった。しかし、これは穿ったデータの取り上げた方であり実際にはWBAのほか2クラブへレンタルされ合計でシーズン12得点をあげている。

12/13シーズンにはまずミルウォールにレンタルされ、半年で11ゴールを奪う活躍を見せる。

これを持って冬にはレスター・シティに再びレンタルされると、マーケットが開いたばかりの1月1日に行われたハダーズフィールド戦でいきなり2ゴールを奪う鮮烈なデビューを飾る。

これを見たクラブはすぐさま完全移籍への切り替えを打診し、200万ポンドを支払い買取を決断。その信頼に応え、12日のブリストル・シティ戦ではハットトリックを達成、期待を裏切らなかった。

2008,2009,2011年のニュージーランドU-20最優秀選手。憧れの選手はアラン・シアラー。