ユネス・カブール
Younes Kaboul

一見鈍重で不器用そうに感じるが、スピードと足元の技術があり、かつてはA代表入り間違いなしと目されたタレント。とりわけ、空中戦は駆け引き、ジャンプのタイミングが抜群で欧州でも屈指の制空権を誇る。

しかし、U-19代表ではチームの柱として活躍し、U-21代表としては18試合に出場するなど、A代表へのステップアップも時間の問題かと思われていたが、2007年のトッテナム移籍以降は、クラブで活躍しても代表候補から名前漏れするなどその地位は低落。2011年にようやくのA代表入りを果たしたがEURO2012メンバーからは選外となった。

08/09シーズンにポーツマスに移籍すると、守備の要として責任を持ったことで大きく成長。09/10シーズン途中の移籍市場でトッテナムに出戻ると、センターバックや右サイドバックで主力の穴を埋め、見違えた様な好パフォーマンスを見せた。