セバスティアン・ユング
Sebastian Alexander Jung

フランクフルトの下部組織出身で、2011年度U-21ドイツ代表。

ブンデスリーガでもトップクラスのスピードとクロスを併せ持った右サイドバックで、基本的には攻撃面で力を発揮するが、相手選手と駆け引きをしながらオフサイドを狙ったプレーや粘りっこい守備など、ディフェンス面にも抜かりはない。また、一時は左サイドバックでの起用に応えたように柔軟性も備えている。

2009年3月のビーレフェルト戦でデビューを飾る。

2012年11月にはマーセル・シュメルツァーの故障に伴い、追加招集という形でA代表に初参加を果たした。

なお、ユース時代には、パン職人の見習いとサッカー選手という二足の草鞋を履いていたが、どちらも全力を取り組む姿勢を貫徹。深夜3時30分に起床し、パン屋へ。そして、その仕事を済ませてから練習場に行くという生活を二年間続けていたが、当時のパン屋のオーナーからは「彼は私が知る見習いの中で最高の見習いだった」と最高の賛辞を受け取っている。