アーロン・レノン
Aaron Justin Lennon

プレミアリーグで最も小さく素早いウィンガー。

そのドリブルスピードは圧倒的で、ボールを持てば必ず勝負を仕掛けていく姿勢も魅力。

地元リーズでキャリアをスタートし、2003年に16歳と129日でトップデビュー。14歳の頃にはすでにアディダスとスポンサー契約を結んでいた。リーズの財政難から05/06開幕前にトッテナムに移籍。ここで右ウィングのポジションをつかみ、フル代表歴に招集されたことがないにもかかわらずドイツW杯のメンバーに滑り込みで選出。シオ・ウォルコット招集のインパクトであまり注目されなかったが、ポルトガルとの準々決勝で途中出場から活躍し、エリクソン監督（当時）のサプライズ招集が間違いではなかったことを証明した。

07/08シーズンは相手チームがレノンのプレースタイルに慣れ、彼もスペースをうまく使うことができずドリブルが通用しなくなってしまう。しかし翌08/09シーズンはドリブルの精度と仕掛けのタイミングが向上し、不調のチームの中で孤軍奮闘ともいえるドリブル突破を何度も見せ、A代表にも定着していった。

ちなみに、ナイキのCMで、同じく快足として知られるアストン・ヴィラのアグボンラホールと対決。フリーランニングでは敗れたものの、ドリブルスピードと総合タイムでは勝利している。