マメ・ディウフ
Mame Biram Diouf

ノルウェーはモルデで得点を量産し、ビッグクラブの注目を集めたセネガル生まれのストライカー。

ジャンプ力を生かした空中戦の強さ、スペースに抜け出すスピードを持ち味とするが、アフリカ人フットボーラーとしては珍しく、俗に言う“消える動き”を得意としている。

練習からファーガソンに「素早く、空中戦にも優れている。シュートも見事なものだ。全体的に見て、本当に素晴らしいセンターFWだ。自分の役割をしっかりと果たすことができると思うよ」とべた褒めされると、労働許可が下りた09-10シーズン初冬のバーンリー戦に73分から途中出場。「最初の2、3分は少し緊張したけど、たくさんの観客が見ていることなんてすぐに忘れてしまった。自分の仕事をしようとだけ考えていたんだ」と緊張はすぐに解け、身体能力の高さが窺い知れるヘディングでゴールを記録してみせた。

「ルーニーやベルバトフ、オーウェンの近くでプレーすることで、僕はきっと成長することができるはずだ。彼らは世界でも最高の選手たちだし、プレミアリーグ、サッカー界で多くのことを成し遂げてきた。僕は少しでもそれを学びたいんだ」

と語るように、トップクラスのFWであるチームメイトから吸収し、スールシャールの後継者という道を目指すが、10/11シーズンはブラックバーンへ武者修行に出た。