平山 相太
Sota Hirayama

「日本のサッカー界を担う大型センターフォワード」として、高校時代から注目を浴びた大器。

100mのタイムが14秒台と致命的な遅さ、運動量の少なさという課題があるが、それをもって余りある190cmの巨体と柔らかいボールコントロールは大きな武器。

また、小嶺監督の指導もあってか、非常に正統派のプレイヤーであり、汚いプレーは全くしない。それどころか「ヘディングにおいても手を使うことなく純粋に技術のみで勝負する」という無駄にクリーンなところがあり、若かりし頃は、長身にしては力不足を感じるシーンが多々あった。

その後、それがいい意味で(ワールドユースなどでの)挫折を生み、そしてさらなる技術の成長(オランダ移籍)へと連結。ヘディングのうまさだけでなく、前へ向くための動作、ドリブルの技術なども確実に進化した。その後、2006年に入団したFC東京ではトップ下も経験し、チャンスメイカーとして新境地を開拓。センス溢れるスルーパスやサイドに流れてのクロスなど、“平山らしくない”プレーで観衆を驚かせた。

U-18時代から各年代の代表に名を連ね、2度のワールドユースと2度の五輪も経験。2010年1月にA代表初招集を受けると、デビュー戦でハットトリックをあげた。

【ヘラクレス時代】
05/06シーズン：はじめて送るプロのシーズンとなった。当初スーパーサブで結果を残しスタメンの座を掴んだが、シーズン中ごろに疲れから調子が停滞。シーズン後半にはタメルスと共存の方向が図られウィングで使われたがウィングにはあまり合わなかった。

【FC東京時代】
2009シーズン：シーズン途中からトップ下的な役割をこなす様になり、得点、アシストの両面で力を発揮する。