楢﨑 正剛
Seigou Narazaki

決して身体能力に秀でているわけではないが、GKに必要不可欠な安定感、冷静な判断力、コーチング、セービング能力等を高水準で備えた日本を代表する守護神。

代表では長らく川口と熾烈な代表争いを繰り広げていたが、2008年途中から川口の不調もあってレギュラーの座を奪取。「もう二度と明け渡さない」と自らに使命を課しているかの如く、Jリーグでも抜群のパフォーマンスを見せ付けた。だが、2010年W杯にも正GKとして出場することを予想されていたが、本大会直前での川島永嗣の抜擢によりまさかの出番なしで大会を後に。同年9月には代表引退を表明した。

ちなみに、2008年に雑誌のインタビューで「なぜ移籍をしないのか」と聞かれた際、「前所属チームと書かれるところから、横浜フリューゲルスの名前が消えてしまうから・・・」と語ったことがあるなど、横浜フリューゲルスに対して非常に強い思い入れを持っている。また、2004年当時、Jで唯一の1億円日本人プレイヤーであった。