山田 直輝
Naoki Yamada

U-17～U-22日本代表経験者で、ユース時代からその圧倒的な才能が高く評価されていた攻撃的MF。

技術、運動量、フィジカル、ユーティリティ性など多彩な魅力を持つ一方、プロ入りまでは特に国際舞台において「器用貧乏」にも見える選手だった。しかし、浦和レッズユースでキャプテンを務めた2008年、高円宮杯の決勝戦において自身のハットトリックによりチームを優勝に導き、プレーに自信が加わったことで大きく飛躍。トップチームへ昇格した2009年は原口元気とともに若手の象徴として活躍し、同年5月にはプロ入り2ヶ月でのA代表デビューを飾った。

運動量をベースに顔を出しボールに絡んでいくスタイルで、確かな技術が裏打ちされたタイプ。その才能には疑う余地がなかったが、残念ながら2009シーズン以降は度重なる怪我に泣かされている。

2015年、期限付きながら自身初の移籍で湘南ベルマーレへ加入。前年J2を席巻した「湘南スタイル」のもとで復活を目指す。

父はサンフレッチェ広島の前身であるマツダで活躍した元U-20代表の山田隆。