香川 真司
Shinji Kagawa

No Image
プロフィール 選手紹介 毎年の成績
No Image

Profile

フルネーム 香川 真司
Full Name Shinji Kagawa
国籍 日本
生年月日 (年齢) 1989/03/17 (35歳)
出身地 兵庫県/Hyogo
身長 / 体重 175cm / 68kg
ポジション MF
利き足 右足
リンク    
MF
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
利き足右足

Comment

日本人として初めてマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームに袖を通した、機動性の高いアタッカー。

東北選抜に招集されていたユース時代は、「個性を伸ばす指導」をモットーとするFCみやぎバルセロナユースのセントラルMFとして活躍。やや攻撃的なボランチとして、飛び出し、ボールキープなどを持ち味としていた。

U-19日本代表ではスタミナ面を評価(意外と知られていないが、持久力のデータは日本代表においてもトップクラスで、11/12シーズンのブンデスリーガ前半戦ではリーグトップの平均走行距離を記録)されたこともあり右サイドバックも兼任。縦へ抜けるのが得意な内田に対して、セントラルMFの経験を生かしてボールをキープするのが得意な香川はいわゆるラインを押し上げるドリブル等バリエーションのある動きでアクセントを付けていた。

16歳の時にセレッソ大阪に加入して以降は、しばらくボランチとしてプレーしていたが、新監督してやってきたレヴィー・クルピは「豊富な運動量」「シュート意識の高さ」「両足を使える」という香川の特徴を踏まえてトップ下へコンバート。

この変化により眠っていた才能が開花。コンバート当初は本人はセンターでのプレーを希望していたが、すっかり攻撃的MFが板につき、決定的な仕事をこなす日本屈指のMFへ進化した。

J2ではドリブルでどこまでも持って行けるほど桁違いのレベルを誇り、得点にアシストにやりたい放題の状態で、2009シーズンにチームをJ1昇格へ牽引。

2010年途中にボルシア・ドルトムントへ移籍すると、インサイドとアウトサイドを巧みに使い分け、緩急で変化を付けるドリブル、スペースを素早く見つけ出して侵入するセンス、正確なファーストタッチからのシュートでブンデスリーガを震撼させ、一躍ドルトムントサポーターのアイドルになった。

ドイツの現地紙は移籍が決定した際に「アジアのロシツキー」と評したが、そのロシツキーが加入した時以上のインパクトを与え、「KAGAWA」のネーム入りユニフォームは売り切れ続出のフィーバーぶり。自信の課題として上げていたヘディングやシュートレンジ、守備能力なども飛躍的に向上し、瞬く間に日本代表においてもチームの顔となった。

2010-11シーズンのドルトムントは冬の王者となり、香川は前半戦の最優秀選手にも選出。同シーズンはドイツ代表のFWルーカス・ポドルスキが「なぜボクら(ケルン)は香川のような上手な補強ができないのか」、イタリア代表GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノも「香川は凄い。(ボローニャ)もああいう選手を取ってくれば」と大物からの称賛が相次いだ。

2011年アジアカップでは10番を与えられ、慣れない4-2-3-1の左サイドに悪戦苦闘しながらも準々決勝カタール戦で2ゴールを決める活躍を見せた。だが、準決勝・韓国戦で右足第5中足骨を骨折し、オーストラリアとの決勝を前にドイツへの帰国を余儀なくされると、本人も「物足りないアジアカップだった」と語った。

怪我以降は代表、クラブでも“不調”というイメージがつきまとい、本人もネットや新聞を見て気にしていたという。しかし、2011-12シーズンのブンデスリーガにおいて前半戦の90分あたりの平均走行距離No.1を記録した(途中交代が多い選手が有利なデータではあるが)。

2012年夏にはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定し、自身が熱望したプレミアリーグでのプレーが実現。1年目はリーグ戦20試合に出場し6ゴールを記録したほか、2013年3月2日のノリッジ戦では、プレミアリーグでアジア人選手初のハットトリックを達成している。

しかし、自身を獲得したアレックス・ファーガソン監督が12/13シーズン限りで退任すると状況は一変。デイヴィッド・モイーズ監督のチームでは、代表のコンフェデレーションズカップ出場で出遅れたこともありフィットできず。出場機会はそれなりにあったがチャンスを生かせないまま、シーズンでまさかのノーゴールに終わる。

その後初めて出場したW杯(2010年大会は予備登録であった)でも不完全燃焼に終わり、2014年夏にはドルトムントへの復帰を決断し、サポーターからも歓迎を受けた。

ちなみに、サッカーゲームで使うのはレアル・マドリーだそう。丸岡満曰く、ロナウドでゴリ押ししてくるそうだ。

History

シーズン 国 ディビジョン チーム名 リーグ プレーオフ 備考
出場 先発(途中) 得点 出場 先発(途中) 得点
2008 2 セレッソ大阪 35 34(1) 16
2009 2 セレッソ大阪 44 37(7) 27
2010/10(07/09) 1 セレッソ大阪 11 11(0) 7
2010(07/09)/11 1 ボルシア・ドルトムント 18 17(1) 8
2011/12 1 ボルシア・ドルトムント 31 29(2) 13
2012/13 1 マンチェスター・ユナイテッド 20 17(3) 6
2013/14 1 マンチェスター・ユナイテッド 18 14(4) 0
2014/14(09/01) 1 マンチェスター・ユナイテッド 0 0(0) 0
2014(09/01)/15 1 ボルシア・ドルトムント 28 23(5) 5
2015/16 1 ボルシア・ドルトムント 29 26(3) 9

Video

関連ニュース