前田 遼一
Ryoichi Maeda

日本人最高峰の点取り屋。暁星高校時代から注目されヴェルディ川崎に特別指定を受けたが、2000年にジュビロ磐田へ加入した。

「持ち味を出し尽くせれば、日本代表のエースにもなり得るほどの潜在能力を持っているが、コンスタントに活躍できない」と長年に渡って言われてきたが、ジュビロ磐田でエースとしての地位を築くと、2009シーズンからは4年連続で二桁得点。2009シーズンからは2年連続でJリーグ得点王にも輝いた。

なお、岡田監督時代には、1トップをあまり好まず、日本代表では岡田監督の起用法にそぐわなかったが、ザッケローニ監督交代後には1トップにもフィット。不動の日本代表センターフォワードとして君臨した。相手DFを手玉に取る抜群のボールキープ力で起点を作るだけでなく、相手マークを外す動き、ゴールゲッターの才も秀逸だ。


また、高校時代までは攻撃的MFとしてプレーしたキャリアを持ち、そのため足元の技術、運動量、献身さも持ち合わせている。

J1のジュビロ磐田時代は「デスゴール」伝説を持ち、そのシーズンに初得点をあげられた対戦相手はJ2に降格することで知られていたが、2013シーズンに所属のジュビロ磐田が降格するとともに伝説に終わりを告げた。一時はあまりに過熱する報道に規制要請が出たほどであった。