関口 訓充
Kunimitsu Sekiguchi

勇猛果敢な突破を武器とするスピード系ドリブラー。

その切れ味鋭いドリブルが目立つ選手だが、豊富な運動量や動き出しのセンス、攻守両面で発揮するクレバーさも武器。ピッチ外ではムードメーカーとして働き、時にはチームメイトから「うるさすぎる」と言われることもあるが、ノリの良さと明るさで活気をもたらす。

また、非常に気持ちの強い選手としても知られ、チームの苦しい時に強いメンタリティーで支えることができ、ベガルタ仙台では「影のキャプテン」と呼ぶ声も。2011年の東日本大震災の後に行われた試合では、左足のスパイクに「一人じゃない 信じよう 希望の光を！」、右足に「共に歩み 未来に向かって」と刺繍するなど、その熱い姿でサポーターを泣かせた。

ちなみに、2011年1月にベルギー1部・ロケレンから正式オファーが届いたが、拒否している。

2013年に浦和へ移籍。浦和で長く活躍した田中達也の背番号11を受け継ぎ、主に左ウイングバックでの起用され、縦への突破、カットインからのシュートなど、多彩なドリブルでの仕掛けを披露する。

2015シーズン、セレッソ大阪に移籍。背番号32は「訓充（くにみつ）」という名前の「みつ」にかけているとか。