西河 翔吾
Shogo Nishikawa

地元広島でプロとなったセンターバック。

スピード面にやや難があるものの対人守備には定評があり、空中戦も非常に強い。ただ、調子にはかなり波がある。

高校時代までは芽が出なかったが、ビッグアーチにほど近い広島修道大在籍時、サンフレッチェ広島ユースと対戦したときに広島のスカウトの目に留まり、2004年に特別指定選手として公式戦6試合に出場。シーズン終了後に現役大学生のままプロ契約を交わした。

広島では結局レギュラー定着とはならず、足もとの技術を重視するミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で出場機会を得ることも難しかったため、2009年6月に山形へ移籍。すると、燻っていた才能が開花し、すぐさま山形の守備の要に。2012シーズンには、キャンプから好調をキープしていた「ヘディング力」が冴えわたり、セットプレーからも多くの決定機を作るなど、30歳を目前にして成長を見せた。横浜FCではクリア職人としてサポーターに慕われている。