坪井 慶介
Keisuke Tsuboi

ジーコ監督のもと日本代表に定着し、2006年のドイツW杯にも出場したセンターバック。

誰もが届かないと諦めるようなボールにも追いつける俊足が最大の武器。読みと運動能力が融合したカバーリングは、エリアの広さ・スピードともに日本代表歴代で屈指であった。

やや細身の体格もあって肉弾戦になると不安な部分があり、跳躍力は高いもののヘディングの技術もそれほど高くない。また、プロ入り後カップ戦を含め1得点しか記録していないように攻撃能力は今ひとつで、オシムジャパン誕生後はDFにも組み立てやオーバーラップ能力を求めるスタイルと合致せず。こういった流れもあり、2008年2月、28歳という年齢で代表引退を宣言している。

2002年に福岡大から加入した浦和レッズでは、1年目からJリーグ新人王に輝くと、2年目にはベストイレブンを受賞。以降、負傷に悩まされながらも長くレギュラーとしてプレーし、2006年にJ1優勝、翌2007年にはACL制覇を達成している。

2014シーズン限りで浦和との契約が満了。2015年に湘南ベルマーレへ加入した。