高橋 秀人
Hideto Takahashi

強いリーダーシップ、冷静沈着なプレー選択、的確なフィード能力をウリとするボランチ。

学芸大時代に2年連続で特別強化指定選手としてFC東京に加入し、卒業後正式に入団。センターバック、ボランチ両面でプレーできることから首脳陣からその将来性を高く評価され「攻撃の組み立てが出来るDF」として期待されたが、プロ入り初年度の2010シーズンにはあまり出場機会を得られず、2011シーズンにはボランチへ本格コンバートされた。FC東京が3バックを敷くときには中央でスィーパー的な役割でも使われる。

だが、このポジション変更が奏功し、スピードにこそ欠けるものの、中盤の低い位置でのパスの散らし、的確なカバーリング、積極的なコーチング、高さを武器にチームを支え、J1昇格に貢献。昇格後の2012シーズンも継続して存在感を示し、5月のアゼルバイジャン戦ではA代表初招集を受けた。

なお、大学時代はユニバーシアード代表キャプテンも務め、DFラインの統率など、気持ちを前面に出したプレイで「闘将」と呼ばれていた。