赤嶺 真吾
Shingo Akamine

鋭敏なゴール嗅覚と多彩なシュートパターンでネットを揺らす、“島人（しまんちゅ）ストライカー”。

相手よりも一足先にボールに触れてゴールを陥れるセンスはJリーグの中でもハイクラスに位置している。また、得点力だけではなく、体の強さと跳躍力を活かした的確なポストワークや積極的なチェイシングなど、評価に値するポイントは多々あり。対峙するディフェンダーの下調べには余念がなく、「背後が弱いタイプなので積極的に裏を狙う」、「左足を苦手としているのでボールを左足にもたせるようにする」など、相手の弱点を突いたプレーも得意としている。

原博実政権下のFC東京ではチームが4-2-3-1を積極的に用いていたためなかなか出場機会を得られなかったが、2トップに移行されてからはチャンスを掴み、2007年シーズン途中にレギュラーポジションを奪取。2008年にはカボレとの2トップでゴールを量産し、日本代表候補合宿にも呼ばれるまでに評価を高めた。だが、2009年頃に平山が復調し始めると、その座を取って奪われ、2010年夏にはベガルタへのローン移籍を決断。2011年には、FC東京からの契約更新、磐田からのオファーと争奪戦が行われたが、「FWの柱に据えたい」と願う仙台の思いに応える形で完全移籍。リーグ戦で14得点を記録するなど、J1で旋風を巻き起こしたベガルタ仙台を最前線で牽引した。

2015シーズンよりガンバ大阪に移籍。