飯尾 一慶
Kazunori Iio

1999年に読売ユースから昇格すると、2年目には26試合出場、4ゴールという結果を残した早熟のアタッカー。

「チビ」という愛称が物語る通りの小柄な身体で、スピードを生かして攻守に動き回り、ボールを引き出してチームの動きを活性化させる。ヴェルディ育ちらしく足下の技術にも優れ、ポストプレーが得意。

U-15～21日本代表歴があるようにその能力と将来性を高く評価されていたが、2001年以降は出場機会を減らし、川崎フロンターレやアビスパ福岡への期限付き移籍も経験。

中堅の域に入ってからは2列目、特にサイドでの出場が主となり、持ち前の攻撃力に加え判断の向上、さらに守備への意識が増したことで再び存在感を取り戻した。2013シーズンからはキャプテンも務めたが、2014年に横浜FCに移籍した。

なお「チビ」という愛称は読売ユースで飯尾和也（サガン鳥栖や横浜FC、松本山雅などに所属したDF）とチームメイトであったためで、本人曰く別に背が低いから言われている訳ではないとのこと。